トランジション
トランジョンを使用することで動画内でシーンやレイヤーなどを効果的に切り替えたり、演出にアクセントを加えたりすることができます。
多彩なトランジションを活用して、魅力的な動画制作に役立ててくださいね!
トランジションの追加
タイムライン上でトランジションを適用したい2つのレイヤーを用意します。
※トランジションはレイヤーだけでなく、グループやシーンレイヤーなどにも追加できます。1つ目のレイヤーの後ろ端にある丸にカーソルを合わせると、丸が緑色の変わります。
その状態でクリックし、繋げたい2つ目のレイヤーの先端までドラッグします。2つ目の先端にある丸へカーソルを合わせると緑色に変わるので、その位置でカーソルを離します。
レイヤー同士が緑色の線で繋がると、トランジションを設定する準備が完了したことを示します。
この時点では効果は設定されないため、パレットに表示される「トランジション一覧」から使用したい効果(ディゾルブやワイプなど)を選択してください。
トラック内にある横並びのレイヤーもトランジションを設定することができます。
トランジションの編集
レイヤー同士を繋げるとパレットに「トランジション設定」が表示されます。
一覧から使用したいトランジションを選択することで適用されます。
「適用中のトランジション設定」から切り替える長さやトランジションを開始する位置、効果の種類などを設定できます。
トランジションの削除
不要になったトランジションは「適用中のトランジション設定」にあるゴミ箱のアイコンから削除できます。
一時的にトランジションをオフにすることもできます。
トランジションの種類
ディゾルブ
1つ目のレイヤ―が徐々にフェードアウトしながら、次のレイヤーがフェードインして重なるように切り替わる効果です。
ワイプ
1つ目のレイヤ―が消えると同時に、次のレイヤーが特定の方向から現れる効果です。
ドアワイプ
ドアが開閉するように1つ目のレイヤーが中央から縦または横に分かれて2つ目のレイヤーに切り替わる効果です。
ボックスワイプ
2つ目のレイヤーが中央に向けて回りながら現れたり、ランダムに現れる効果です。
クロックワイプ
時計の針が回るように円形に広がりながら、次のレイヤー現れる効果です。
スライド
2つ目のレイヤーが上下左右の一方向からスライドして現れる効果です。
押し出し
2つ目のレイヤーが1つ目のレイヤーを押し出すように画面に現れる効果です。
スプリット
1つ目のレイヤーが中央から左右または上下に分かれて、2つ目のレイヤーが現れる効果です。
帯状スライド
2つ目のレイヤ―が複数の帯状パーツに分かれてスライドしながら現れる効果です。
アイリス
2つ目のレイヤ―が十字や円形などに広がるように切り替わる効果です。
ズーム
1つ目のレイヤ―が拡大し、2つ目のレイヤーが縮小しながら切り替わる効果です。
ページターン
2つ目のレイヤーがページをめくるような動きで切り替わる効果です。
トランジションの注意点
異なるグループに所属するレイヤー間でトランジションを適用できるのは、グループが表現に影響のない場合のみです。
それ以外の場合、トランジション線が赤く表示され、トランジション効果は無効になります。
グループが表現に影響のない場合
グループ描画モードが「高速」である
グループの不透明度が100%である
グループにエフェクト、座標変換、アニメーション効果が適用されていない
グループにクリッピングマスクや被マスクが適用されていない
グループのブレンドモードが「通常」である